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ジギングのフックを簡単な方法で自作しましょう

ジギングで使うアシストフック。市販の物を使うのは手軽で良いですね。
しかし、自分で作れば値段も安くできますし針の形や大きさ、太さ、アシストライン(紐の)部分の長さや太さ等好みで自由自在です。さらに自作の物で釣れれば満足度も高くなるかもしれません。

今回は一般的な方法よりも少し手間が少ない方法で作ってみます。ヒラマサのジギングを想定して作ってみます。
必要なものは以下の物です。

フックは土井富さんのJ1の5/0
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アシストラインはダイニーマノットⅡ25号
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熱収縮チューブ ホームセンターで売っているものがコスパが良いです。太さは作っているものより太い物
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ヨツアミデンタルフロス4号(歯科の物ではない釣り具商品)2号など細いものの方が作りやすいです。
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アシストライン用ニードルサイズはメーカー参照
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ダイニーマノットを使用したい長さに合わせて切ります。折り返して使用するので作りたい長さの倍の長さにします。針に重ねる長さ分もとります。
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ダイニーマノットは中に芯が入っているのでそれを抜きます。抜くと中空の糸になります。

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そこにニードルを差し込みます。
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ニードルの先端には開閉の状態がありこれを間違うとうまくできません。



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ニードルを半分に折ったダイニーマノットに通していきます。最終的にはわっかを少し残すために半分の長さの一センチ手前で横から出します。
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横から出したらニードルの根元までダイニーマをしごいて寄せます。少し太くなります。
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ダイニーマの反対側の先をニードルのフックにしっかりかけます。その際は写真の様に折り返してひっかけると失敗が少ないです。

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ニードルの先を閉めます。
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そのままゆっくりとニードルを引っ張りダイニーマを一方の中に入れていきます。
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抜けました。
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少し長めに出しておきゆっくり外側を引き中のダイニーマと外を同じ長さにします。
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針に巻き付ける長さ一センチ強を残し針をダイニーマに刺します。
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その際針の向きとダイニーマのワッカの向きがまっすぐそろうようにします。


そのまま針の根元までもっていきます。
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必ずアシストラインの上部が梁の内側にくるようにします。デンタルフロスを40センチ程切ります。端を写真の様に針とダイニーマを共に一回固結びします。(一重結び)
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その後針に一センチほどぐるぐる強く巻いていきます。写真では隙間がありますが無いように。
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その後ダイニーマと針を共に強くぐるぐる上に向かって巻いていきます。折り返しのイメージです。

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針の上まで巻いたら一重結びで針とダイニーマを一緒に止めます。二度行うと良いでしょう。

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デンタルフロスの余りを切ります。
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熱収縮チューブをダイニーマの巻き付いている長さと針上部の平らな部位がかぶるくらいにカットします。
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針の先からチューブを通してしっかりかぶせます。チューブの太さはぎりぎり通るくらいが最適です。
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チューブをお湯で煮るかライターの弱火遠火で焦げない様にあぶります。
するとチューブが縮み圧着します。デンタルフロスはノリがついていて熱で溶け冷えると固まるために中でしっかりとくっつきます。

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これで完成です。


今までにこの製作法で抜けたことはありません。

針やアシストラインを色々と変えて好みのアシストフックを作りましょう。