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ルアー釣りを少しやりこんで思うように釣れない時に・・

ルアーの釣りを様々なスタイルでやりこんでいる時に、はまってしまう事があります。
それは釣れた良い経験のバイアスによる単調から来ることがあります。

基本が分かったのであれば逸脱をしてみましょう。

よく耳にする言葉に

『竿抜けの場所でやりましょう』


とあります。これは多くの人が釣りをしない、もしくは出来ない場所で釣りをしましょうという事です。

しかし、これ等は危険を伴う場所での釣りになる場合がありますので推奨はしません。

ここで推奨しますのは場所ではなく。狙い方や釣層の『竿抜け』で釣りをしましょうという事です。

まず単純なことは射程距離です。安全な場所で人が投げていない程遠いところを狙ってみる。

飛距離を出すために必要なことは、

1竿の長さ

2糸の細さ

3投げる物の重さや比重

ではアジングを例にとってみましょう 

アジングでは通常竿は5~7f、キャストウエイト0.5~3g、ラインはモノかブレイドの2lbから8lb程度の物です。ルアーも0.3~4g程度の物を使います。

ではこれでなくてはアジはつれないのか?(えさ釣りは除きます)
またはこのスタイルでなくてはアジングではないのか?
という事です。

アジという魚の特徴をとらえれば基本的にプランクトンフィーダーです。ゆっくりと漂う餌を食べています。場合によっては小さな魚なども食べます。そして基本的には水面近くよりも中層以下にいます。

では『竿抜け』を狙うにはどうしたら様でしょう?


長い竿に細い糸そして重い仕掛けを使い遠投して中層以下を早く沈まずにゆっくりと漂わせることが出来る物。

これを満たすアジングの道具を準備してみるのも良いかもしれません。



距離の『竿抜け以外』で安全に試せることは、泳層の変化です。
同じ場所に通っていると自分のルアーを通す層がある程度決まっていたり、同じ場所で釣りをする人々の狙っている層がある程度分かります。もし狙われていない層があればそこは試してみる価値はあります。



次は、ルアーの動きや大きさ、素材の『竿抜け』です。
このルアーやワームは釣れないだろうや、この大きさはだめだろうと決めつけずに試してみる価値はあります。特に地域の中でだけのスタンダードもあったりします。今はネットで検索が出来るので調べてみると自分の地域では全く使われていない方法やルアーがスタンダードである地域もあったりします。

最後に安全な範囲で
『ここには魚はいないだろう』
と自分や他人が考えでもやらない場所です。思わぬ所に潮位や季節、風、タイミングで魚が入ることがあります。

アジングを例にしましたが全ての釣りに言える事であると思います。

遠投アジングは専用の竿がなければできない訳ではありません。竿先の柔らかいシーバスロッドでもできます。逸脱をして釣りを楽しみたいですね。