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今まで釣れていた魚と~

子供の頃から釣りを続けている地元勝浦。
平均水温の上昇のためか釣りにも変化が生じています。

30年前はアジは誰でも簡単に周年釣れる魚でした。当時は今よりもさらに港にはゴミが溢れていたように感じます。今もまだゴミがありさらなる改善は必要ですが。
落ちている釣り糸や針を適当にのべ竿に結び、これまた落ちている捨てられたオキアミをつけてアジを釣ったりしました。祖父や父としっかりした道具(のべ竿に仕掛付き3000円)とオキアミを買っていけば2時間もすればバケツはいっぱいでした。
今ではそのアジも簡単に釣れる魚では無くなってきてしまいました。
アジを釣る為に投入される資金も増え誰でも簡単にとはいかない魚となりつつあります。
誰が予想できたでしょうか?

原因は乱獲か?水温上昇か?どちらもか?はたまたまその他の要因か?

釣れなくなった魚種は他にもいますが、逆に釣れるようになってきた魚もいます。
例えばアカハタ。これは5年ほど前には船釣りでもたまにしか釣れない魚でした。近年では増えています。
他にもオオニベ。これはイシモチの仲間の国内の最大種です。宮崎などが有名で30キロほどのものがサーフから釣れています。千葉のサーフでも私の知る限り10キロ近いものも釣れているようです。
カンパチの子供。これは20年ほど前に毎日のように釣っていました。その頃は極々まれに40センチ近いサイズを聞きました。今では房総の潮通しの良い港では50センチを越えるサイズも珍しくありません。

まだまだ変化はあります。

この変化を危機として捉えるか?新しい釣りが増えたと喜ぶか?これはその人次第ですね。


※細かい釣りの情報はお答えしかねます。ご了承下さい。特に場所等は控えます。